エンピツ、という牛肉の種類があることはご存知ですか?
牛肉の中でもレア中のレア、希少部位中の希少部位。
珍しいので一生の一度食べられるかどうかという貴重なお肉です。
エンピツとは?
エンピツは牛肉の部位の中でも人気のリブロースの中にある細長い部分。超希少である理由は大きく2つ。
一つ目はエンピツは取れる量がとても少なくいこと。エンピツのように細く丸いお肉で、焼肉にする時はそのままブツ切りするだけでパクッと食べられてしまう棒状のサイズ感だから、
二つ目はリブロースからエンピツを取り出してしまうと、リブロースに穴が空いてしまうから。綺麗なリブロース単体で切り分けることができなくなってしまうので、エンピツを提供しているお店はほぼ存在しない貴重な部位になっています。
エンピツの味
エンピツの味はロース系の旨みと、あっさりとした脂。
上品な味に感動した後、ふわっと口の中に広がる夢心地が続きます。
肉と霜降りのバランスが絶妙で、肉と脂どちらの旨味も楽しめつつ、存在感はあるが後味はくどくないという他の部位とは比べ物にならないポテンシャルを秘めている部位のこと。
エンピツは取り寄せ可能?
インターネット上でエンピツが買えるのか調べてみました。
残念ながら、Amazonや楽天ではエンピツは販売されていませんでした。
そして、インターネットで検索を続けると、ようやく通販でエンピツを注文できそうなお店を見つけました!!
牛肉のエンピツを買えるサイト
株式会社杉本本店では黒毛和牛「黒樺牛」のエンピツが購入できるようです。
ただし、仕入れに時間がかかるそうなので、事前に電話で相談&注文する必要があります。
お値段は2100円/100グラム。(2019年9月24日時点)※増税前で価格が変動する恐れあり

他の方法としては、2つあるかなと思います。
- 精肉店でエンピツを切り分けてもらう
- リブロースを塊肉で買う
ひとつめはエンピツを地元の精肉店、できれば牛一頭買いするような、塊肉や枝肉で仕入れるようなお店にお願いする方法。いい顔はされないのと、お店と仲良くなれば実現できそうですね。
もうひとつは、リブロースを塊肉で買い、自分でエンピツを切り分ける。
これはエンピツの部位が自分でわかるかが大事ですが、リブロースの芯にある棒状の肉になります。
幻の牛肉、エンピツ
エンピツは肉マニアの中でも幻の肉と呼ばれる部位です。
これを書いてる私も食べたことがなく、人生で一度くらいは食べてみたいなぁと思う、憧れの牛肉です。