奈良県のブランド牛肉として有名なのが大和牛。その生産歴史は長く、鎌倉時代にまで遡るといわれています。なかなかスーパーで見かけることはないため、インターネットで注文したり通販サイトで取り寄せたりされている贈答品にオススメのブランド牛として知られています。
関西では古くから牛肉をよく食べる地域として有名でしたが、奈良でも良い品質の牛が大切に飼育されてきました。
ご当地食品としてオススメなブランド牛・大和牛を本記事でたっぷり紹介したいと思います。
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大和牛とは
指定生産農家が奈良県内の恵まれた自然環境の中で、愛情を込めて飼育した黒毛和種の未経産雌牛(30ヶ月齢以上)と去勢牛(県内生まれで28ヶ月齢以上)です。脂肪の口溶けがよく、風味が豊かなお肉です。
厳選された飼料をたっぷりと与えられ、愛情たっぷりに育てられた大和牛はオレイン酸が豊富で脂肪の口どけがよいのが特徴です。
その歴史は古く、鎌倉時代には大和牛の名前とともに品質の高い牛を生産する土地を挙げた10国のひとつに名を連ねていました。【参考:「国牛十図にみる大和牛」天理大学附属天理図書館蔵】
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大和牛の定義
- 最長飼養地が奈良県内である黒毛和種であり、雌牛については未経産であること、去勢牛については県内生まれであること
- 出荷月齢は未経産雌牛については30ヶ月以上、去勢牛については28ヶ月以上とする
- 奈良県食肉センターへ出荷されたもの
上記条件を満たした牛のみが大和牛と名乗ることができます。
大和牛の管理団体
大和牛は奈良県大和牛流通推進協議会によって厳正に管理されています。”大和牛証明書”が貼付された大和牛のお肉を各指定業者が責任をもって 指定販売店まで運んでいます。管理番号からその牛の生産者や流通経路に至るまで確認することができる安心・安全なブランド牛として知られています。
奈良県大和牛流通推進協議会
TEL0743-56-6780 FAX0743-56-6233