牛肉のサガリと呼ばれる部位は牛の内臓部分・横隔膜にあたります。
と思う人も少なくないはず。
本記事では牛肉の部位であるサガリの特徴やオススメの焼き方について紹介します。
サガリの部位
サガリとは牛肉の横隔膜にあたります。
横隔膜=筋肉なのですが、ホルモンをとる際に一緒にサガリも取れることから、牛肉の中でもホルモンに分類されているようです。
横隔膜は肺の上下運動を支えるので、肺にひっついているのです。
横隔膜は哺乳類が持つ大切な器官で、人間であれば歌を歌う際に横隔膜を意識するように指導を受けることもありますが、牛の場合は内臓を支え、肺を動かす大切な役割があります。
中でもサガリは横隔膜と腰椎に接する部分をいい、適度にサシが入った赤身の筋肉のことを言います。
筋肉といっても肉質は柔らかく、脂肪分は少ないのでヘルシー嗜好の人向きのお肉といえるでしょう。
牛1頭から取れる横隔膜の量はせいぜい2〜3キログラムといわれています。
さらにサガリとハラミに分別すれば、その量はもっと少なくなるので、貴重な肉だといって過言はありません。
サガリの焼き方
サガリは横隔膜の一部なので、柔らかいといっても非常に弾力がある肉質だといえます。
よくいえばかみごたえのある肉の旨味を楽しめる、悪くいえば硬く感じてしまって噛む力が必要になるので高齢の方には食べづらい牛肉にあたるのかも知れません。
少しでもサガリを柔らかく食べたい場合は筋肉に沿って筋切りすることをオススメします。
また、焼肉でサガリを食べる場合は可能であれば網焼きで食べた方が美味しく感じられると思います。
理由は、牛肉に熱を通すと肉汁が流れ出てきますが、中には肉の臭みを感じてしまう人も中にはいるようです。
網焼きで焼けば、余分な油や臭みは網の下に落ちてしまいますので、美味しくサガリを食べられるようになりますよ。
サガリをお取り寄せできる通販サイト
サガリをインターネットからお取り寄せできる通販サイトを紹介します。
Amazonや楽天で購入する
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バーベキューの網でじっくり焼いて旨味を引き出していただくのもオススメですよ☆
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